9、10月に読んだ本
数学の歴史や数学者の人物像を多く描き、フェルマーの最終定理がいかに困難な証明かがわかりやすく書かれていた。数学への専門知識がないのに、ここまで興奮して読めるとは思わなかった。
多くの人へ勧めたい一冊。
10月に調理師試験を受けたので、勉強用に購入した。
わかりやすく書かれていたけど、受かってるかどうか、まだわからない。
もっと勉強しないとダメだったな……
宮沢賢治は、動物を使うのがじょうずだなあ。
「猫の事務所」や、「セロ弾きのゴーシュ」、「どんぐりと山猫」、「注文の多い料理店」など、動物が主人公だったり、重要な役割を果たしていたりする話は、宮沢賢治の心をうまく写している気がする。
子どもの世界でありふれている残酷さを動物たちが演じると、こんなにも儚くてぞっとするんだと気付かされる。あまり救われない話なのに、描写ばかりとてもきれいで好み。
中でも好きだった話は、「グスコーブドリの伝記」。
動物は出てこないけど、宮沢賢治の話の中では珍しい、良い終わり方だった。
愛媛〜岡山〜香川旅行に行った
天体観測も兼ねて、2泊3日の岡山・四国旅行に行った。
1日目は道後温泉からしまなみ海道を通って岡山の倉敷、そして高松へ。
2日目は栗林公園から香川のうどんを巡って、夜は天体観測のためまんのう天文台へ。
3日目は直島でアートに触れ、うどんを食べまくって帰路についた。
今回尋ねたまんのう天文台は、2014年にできた新しい天文台だそう。
地元のお医者様が別荘として作った天文台を、市が買い取って管理しているらしい。
そのせいか、改築して新しいにも関わらず、かわいらしい広さと不思議な親近感がある天文台だった。
当日、曇りのため観測はできないだろうと電話があり、それでも諦めきれずに山道を通って天文台に向かうと、館長さんが快く出迎えてくれた。観測は不可能と思われる天気だったので、他の予約者からはキャンセルの連絡があったらしく、館内にいるのは私たちだけだった。
2015年の天体観測は不作で、毎回雨が降ったり曇り空だったりで、また今回も空が見られないとかなりしょぼくれていた私たちに、館長さんは励ますように、まんのう天文台で撮られた天体の写真や動画を見せてくれた。それでも、落ち込んでいてあまり話が入ってこない私たちの様子を見ながら、館長さんがふとカーテンを開けると、
「あれ、晴れてるなあ!星見えますよ!」
小さな観測スペースに駆け足で昇ってゆき、巨大な望遠鏡が私たちのためだけに動かされ、天の川が広がる夜空に合わせてレンズを覗くと、見たこともないような星や銀河がいくつも見えた。環状星雲やアンドロメダ銀河、二重星や六重星など、解説付きでゆっくりと見せてくれた。
05.夏の天の川を見る
69.アンドロメダ銀河を天体観測で見る
クリア!
夢のような時間をありがとう、まんのう天文台!
天体観測キャンプをした
8月14,15日の新月の日、ペルセウス座流星群の時期に、宮城県牛野ダムの無料キャンプ場で天体観測をした。
今回は6人での天体観測なので、キャンプ用品が必要だったためタープとベッドを購入した。
ベッドはこれが2000円で安売りしてたので、宮城のホーマックで現地購入。椅子にもなるし荷物置き場にもなるし、大活躍だった。
タープは設営が少し難しかったけど、慣れれば心強い。想像よりも広くて、雨にも強かった。
キャンプ中はほとんど雨かくもりだったけれど、明け方近くになって奇跡的に北側の空が晴れたので、ペルセウス座流星群を見ることができた。人工衛星もいくつか飛んでいるのが見えて感動した。今回のキャンプで必要だと思ったものは以下。
- ランタン
- テント
- ロープ
致命的なことに、ライトを持っていかなかったので苦労した。(6人分のiPhoneのライトをガムテープで吊り下げるはめになった)
持っていったのはタープだけだったので、寝る場所は車の中と芝生の上とベッドとイスの上だった。夏は夜も暖かいからいいけど、冬はテントがいるなあ。
雨だったため服が濡れたので、服やタオルなどをかけられるようにロープがあると便利だと思った。
ランタン探してたら見つけたもの。これいいなあ!
How to動画「CPX(R)6クアッド(TM)LEDランタンの使い方」 - YouTube
2015年やりたいこと100 の 06.天体友達を増やす 一応クリア。
7月に読んだ本
2015年やりたいことリスト100 の 14.月に2冊以上本を読む から。
「羊たちの沈黙」の最初の物語。犯罪心理学の権威であり猟奇的食人鬼でもあるハンニバル・レクター博士と、レクター博士を逮捕した刑事グレアムとの、上下巻にわたる緊張感のある応酬がたまらない。ほとんどレクター博士が登場しないけれど、レクターなしでは成り立たない物語だった。
今作での悪役であるダラハイドの苦悩も、よく描かれていた。
冷凍睡眠(コールドスリープ)とタイムトラベルを合わせたSF作品。こう聞くとスケールが大きいような気もするけれど、冷凍睡眠も30年ほどだし、タイムトラベルもたいしたことはしてないのだけど、主人公ダンと飼い猫ピートのキャラクターがとてもよく、読み終わったあとの爽快感に感動した。
フィリピン戦線で結核に侵され、本隊を追放された田村一等兵。飢えと渇きに襲われ、自分の血を吸った蛭まで食べたあげく、友軍の死体に目を向ける……
極度の飢えの中、人肉を食べることに対して葛藤を続ける田村一等兵と、「俺が死んだら、食べてもいいよ」という仲間の最期の言葉。腐敗していく仲間の死体とは対照的に、神や天使を見る幻想的な描写が強く印象に残った。
ほか、いま読んでいる本や読み終わった本のレビューはブクログへ。booklog.jp
ロックインジャパン行ってきた
ROCK IN JAPAN FES 1日目に行ってきた。
見たタイムテーブルはこんな感じ。
中でも本命だったのは『ZAZEN BOYS』と『エレファントカシマシ』。ぼんやりと見るつもりだった『サンボマスター』も、見てみたら感動させられまくりだった。
ZAZEN BOYS Honnoji LIVE - YouTube
はあとぶれいく - 向井秀徳アコースティック&エレクトリック - YouTube
夏だという自覚を、今年このときはじめて覚えた。
炎天下と(ビールと)ZAZEN BOYSの相性は最高。前列で見てたけど、周りみんなMATSURI STUDIO のTシャツ着たおじさんばかりだった。
so many people ≡ エレファントカシマシ - YouTube
「デーデ」を歌ってる宮本が目の前にいたのでなんだか夢みたいに感動した。「星の砂」「笑顔の未来へ」など演り、ものすごい巻きで「ガストロンジャー」を歌った後、時間が余ったらしいのでアンコールを促した。
アンコールを求める観客と、「おじさんを喜ばせると泣いちゃうよ」と言う宮本。最後に「俺たちの明日」を歌い終わり、シャツを引き裂くように脱ぎ捨てる宮本のパフォーマンスははじめて見たのでおどろき楽しかった。宮本細いな!
歌うますぎだった。2回くらい泣いた。
MCの度に泣きそうになるアーティストってサンボマスター以外にいないよな……。
扇情的な演説からの曲、完璧で『世界はうつくしい……』という気分になった。
狭いフィールドで演奏していたので人が入りきらず入場規制がかかるほど人で溢れていたけど、野外なのに変に閉鎖的なフィールドでの演説はなんだか恍惚とした。
2015やりたいこと100
50.フェスに行く
74.ライブに行く
クリア。
次はテント持って行ってみたい!