26.焚き火をする

荒川河川敷で焚き火をした。

焚き火はアウトドアとは少し違うと思う。火をのんびり見ているだけで満足するし、顔がぽかぽかして気持ちいいし、どちらかといえば家の中で暖炉にあたっている感じ。

私は宇宙が好きで、よく天体観測をするけど、天体観測も個人的にはインドア的な趣味だと思う。空を眺めているだけで楽しいし、飽きないし、究極全天ガラス張りの部屋できれいな夜空が見えれば外に出る必要ってないんじゃないかな。焚き火も同じで、家の中で火が燃やせればそれで満足なわけだ。

そういえば、私の一番の趣味として「ボーっとする」っていうのがある。ボーッとするっていうのは客観的に見て静止しているだけで、頭の中はボーッとしていないわけだけど、毎日のようにやっていることで、脳みそだけで生きている感覚が気持ちいい。思えば、焚き火も天体観測も「ボーッとする」要素が含まれてるもので、「みんなでボーッとできる」のは結構新鮮で楽しいことだと気付いた。

ただ、アウトドアの欠点は、天候に左右されることだね。当たり前だろって感じだけど、外に出てみて体感した。焚き火の日は途中から雨が降って寒くて大変だったし、天体観測なんか雨の日は中止になってしまうので、プランBを考えなきゃいけないのがアウトドアの欠点だと思うし、人によってはそれがいいところなんだろうな。

いまのところ焚き火をするときは焚き火セットを持っている人と一緒にやらせてもらうしか方法はないけど、そのうち私も焚き火セットほしいなあ。