Kindle Paperwhite買った

家の本棚が限界を迎えているので、電子書籍リーダーのKindle Paperwhiteを買った。


電子ペーパーと呼ばれる技術を使用し、紙の上で文字を読んでいるような心地がして思ったよりも目が疲れにくくてガンガン読める。文字の大きさも好みに応じて変えられるし、そしてなにより軽い。
Kindle Paperwhiteはバックライトを点けることができるが、私はあまり使わない。ライトオフで明るい部屋で読むのが一番ストレスなく読めるというのは、普通の本と同じ。

Kindleストアでの本のラインナップはあまり充実しているとは言えず、紙媒体とKindle版での値段の差も妥当とは言いにくい。
とはいえ、私が主に読む作品は日本の近代文学なので、青空文庫の作品を無料で読み漁っている。
与謝野晶子訳の源氏物語は全文あるし、夏目漱石太宰治などの有名どころはだいたい揃っている。私の大好きな坂口安吾も大量にあったので、読むものがなくて困るということはないだろう。
新刊や人気作品にはまだ弱い感じはする。

あとは、Kindle Unlimitedというサービスをお試しで使ってみている。
Kindle Unlimitedは、月額980円で対象の本(12万冊)が読み放題になるというサービス。便利かもな〜と思いざっとラインナップを見たけれど、コミックや雑誌、ビジネス向けの軽めな本が大半で、化学雑誌や図鑑や文学作品などは読みたいものがほとんどなかった。ただ、英語の本は充実しているので、英語を勉強したい人には向いているかもしれない。


辞書機能は英語も日本語も便利


そしてKindleの面白いのは、「ポピュラー・ハイライト」という機能があること。
Kindleには、普通の本にマーカーを引くように、ハイライトをつけられる機能がある。ポピュラー・ハイライト機能をオンにすると、他の多数のKindleユーザーによってハイライトされた文章が表示されるので、同じ本を読んでいる人たちがどんな部分に感情を動かされたかがわかる。この機能は電子書籍ならではの機能なので、慣れていないうちは邪魔に思えたけれど、今では読書体験を共有しているみたいで楽しくて気にいっている。もちろんオフにもできる。


あとは、学生向けに、教科書配信サービスがあったら便利なのにな、と思った。
分厚い教科書を何冊も持って大学に行くのは、なかなか辛い……。

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